菱形八幡宮
菱形八幡宮は、八幡神出現の霊地として古史、旧記に記載され、南北朝時代の「北畠 親房」が記した「人皇正統記」には欽明天皇の御代に、筑紫肥後の国の菱形の池に現れ「我は人皇十六代誉ぬたの八幡丸と給う」と明記されています。
菱形の池は当時、この境内にあったものを現在地に移し奉ったとあり、杉の根本の石塔には日本最初
八幡宮 菱形の池 と明記してある。
出現勝地又肥後国史には
「初めて宮柱を作り、肥後にむかえ、宇佐に奉る
神霊の始めて見れしは、この国、菱形の池」
と記されている。
全国四千ある八幡宮発祥の地がここ菱形の池であると言うことは誇りであり大切に後世に語り継がれる歴史である。