ひし形の池



円台寺(熊本交通センターより九州産交バス「西里経由植木行き」乗車「菱形小学校」下車 徒歩15分)

ひし形の池は円台寺地区にある湧水で、西南の役の舞台でもある田原坂の近くに位置します。その名の通り、菱形の形をした小さな池です。欽明天皇の時代、八幡神がこの池に出現し、自らが応神天皇の生まれ変わりであることを告げたという伝説も残されています。何故この池が菱形なのか?これにはいくつかの説があるようです。
昔、農民が牛馬を池で水浴びさせていた為、神聖な池が汚されるのではないかと切石で池の周りを囲んだと言う説と、江戸時代、夏になると周辺の水が涸れてしまい水不足に悩んでいた所、村人が谷川に泉が湧いているのを発見しました。この水を何とか貯えようと池を作ったといいます。しかしこの時は正方形の池でしたが、谷川の中であった為、大雨などで負けないように菱形の池にすることを考え修復されたという説です。

 

カテゴリー:史跡,観光情報

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