小野泉水
小野(国道3号線から植木町役場方面の道に入り約2.5km)
国道3号線と国道208号線の交差点から、600mほど北にある交差点を植木町役場の方へ曲がり、2.5km程進むと小野泉水にたどり着きます。
世界三大美女の一人とも言われる小野小町の誕生の地です。
小野小町は平安時代の女流家人で、六歌仙の一人としても有名です。
有名な歌として、『花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに』という歌があります。
言い伝えでは、出羽郡司であった小町の父小野良実は、養父(小野篁)の罪に連帯して処罰され、この地への流罪に処せられました。
良実は、本国帰参のために勧進し、七国神社を建てたと伝えられています。
11年の年月が経ち、長女龍子、次女小町が誕生しました。小町が生まれた時、ここの泉水の水を産湯に使ったと伝えられています。
小野泉水では透明度の高い湧水が湧き出しており、色鮮やかな鯉を見ることができます。
鯉には餌を買って与える事もできます。